日記

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ロシアもの弾いてます♪
2013.06.01

一つ前の日記に書きました、昨年11月23日のソロコンサート(ドラクエピアノコンサート)に
お越しくださった方より、直後に演奏依頼がありました。
なんでも、ベートーヴェンの月光ソナタ3楽章が気に入ったと大興奮されています。
実は・・・この3楽章。過激すぎ!ってコンクール予選(自由曲)に出した時
不評だったんです~・・・orz
テンポ速すぎ!って、書かれる事多いんですが、自分でもわかっているんですが(古典曲を弾く時のスタイル)、やっぱりわくわくドキドキしたいではないですか。
非日常的な舞台空間を見つめているお客様に、興奮して頂きたい。
私はそんな風に思っています。
自分自身も、プログラム曲に決まっていた月光3楽章を勉強するため、世界の一流ピアニストのこの曲を何度か聴きました。(コンサートで演奏される事、ほんっとに多いんですよ)

すると、ピアニストたちはやっぱり、かなりの高速で弾いていて、私はそういう演奏がだーいすきなのです♪(だから、自分がコンサートで弾いた解釈も、よかったと自画自賛しているんです)

以前、メフィストワルツを全国大会で弾いた時も、コンサートの時と同じように熱狂的に弾いて、ひとつのコンクールでは大絶賛され、「プロですか?」と音大教授に言われたんですが、もうひとつのコンクールでは「ピアニストのCDの真似をしないで、もっとゆっくり弾いてください」とこちらも音大教授に叱られ(?)ました(^^; (真似してないw)

人の好みは色々ですよね。私はタイムマシンがあったら、リスト本人がどんなテンポで弾いていたかを知りたいです。ベトソナもバリバリ弾いていたと思います。
ツェルニー練習曲のテンポ指定など、ものすごいですもんね。昔って車とか無いから、演奏スピードに熱狂して楽しんだ、って事もあったんじゃないかなーって想像したりしています。

どちらにせよ、(こんな事書いちゃいけないんだけど)私は演奏まだまだなので、どうぶつの森で中断されながらもピ練続けています。

続けています、というか、来年のそのご依頼いただいたコンサート、お受けしてしまいましたので。
本当は、ドラクエピアノコンサートをやり遂げたら、もう人前での演奏はやめる、って決めてたんです。その理由は公に書けないので、個人的に知っている人は直接聞いてください(笑)。

なぜお受けしたかと言うと、ご依頼の内容が「リストばかり」か「ロシアものばかり」という、まさに私の性格を見抜いたものだったのです。

はじめはオールリストにして、一応レパートリーのメフィストワルツに加え、スペイン狂詩曲、またはバラードやソナタを練習するか、あとは超絶技巧練習曲かパガニーニ大練習曲から選ぼうって発想したのですが、なんだか、ロマン派という気分ではないんです。

私は元々ロマン派も大好きだけど、どうもわかり易すぎると言うか、慣れすぎてしまって今では近代曲の響きじゃないと満足できない耳になってしまい、スクリャービンやラヴェルを練習しているのが至福という状態なのでした。

丁度私はプロコフィエフのソナタを新たに覚えたかったのとカプースチンをいつか、超ヒマになったらゆったり練習して行きたいという夢があったので、ロシアオンリーに決めました。

そんなわけで、ロシアものばかり弾いています。楽しいです!!
(どうぶつの森ばかりの期間にはピアノから遠ざかってしまいましたが)

カプースチンは、本人演奏が速く、さらには楽譜の指定のメトロノーム速度がその本人演奏よりも速いです。
しかし、今までコンクールの講評で書かれてきたことや、私自身の反省からももう少し遅いテンポが合うという気がします。
尊敬するピアニストも割と急がず、ある曲はルバートかけまくって弾いていますが、楽譜には作曲者ご本人の解説で「あまりルバートはかけないほうがよろしい」となってます。

解釈がむずかしいところですが、ま、私なりの演奏になるのでしょう。
この曲、そんなのに好きなの?って感じになると思います。そして伝説へのように(笑)。
コンサートに来てくださるというお客様が、本人演奏のCDを何度もお聴きになっているようなので、そこから大きく外れないようにと考えると、もっとすばやくあっさりドライに弾いたほうがいいという葛藤を持ちつつ、クラシック的な甘さが加わっちゃいそうです。

コンサートの日時と場所はまだ公開できませんので、そのうちに♪

とにかく弾いてて楽しくて、こんなきっかけを頂いて感謝です。

弾き終わったらもう一回、また弾き終わったらもう一回、
と弾きたくて弾きたくて、ループ状態(練習と言えるのかしら?)で
指が止まりません!

(「ピアノは弾き始まると止まらない。問題はどうやってゲームの誘惑から抜けてピアノの前に座るかだ」―73KYO)

ソロコンサート・ピアノ演奏について思っていること。
2012.11.25


ピアノ演奏に大切なのは、技術や感性を超えて「楽しく弾く」ことだと、今年はすごく思った年です。
プロ・セミプロ・アマチュアの方のピアノ演奏を、1000人ほど聴きました。
その中でとっても印象に残っていて、もう一度聴きたいと思ったのが、
小学生のピアノコンクールで1分もない曲を弾いた男の子の弾むような演奏と、
アマチュアの女性がやわらかにくるくると弾いたショパンです。
それと、セミプロの方のショパンエチュードOp.10-2のテクニックには圧倒されました。
ドヤァ!!っていうのがこれほど似合う方はいない!って思いました(笑)。
プロの大先生のドビュッシー花火の演奏は超繊細で色彩感があるというのはこういうことかと、
夢を見ているようでした。

この4名の演奏と、レッスン代わりに受けているコンクールの講評が自分を学ばせてくれて、
以前よりもどう弾けばいいかが見えたように思え、
11月23日ルーテル市ヶ谷ホールでのソロコンサートにつながりました。
このホールの残響とピアノの音色が大好きです。
舞台の見た目も、客席のゆるやかさも大好き。
去年の8月にグランプリを頂いたコンクールではじめて弾いて以来、
ずっともう一度弾きたかったのです。
東京でドラクエピアノを弾いて欲しい・クラシックも聴きたい・コンクールで弾いた曲を聴きたいなど
各方面からアプローチいただき、開催につながりました。
お越しくださった方や応援してくださった方、すべての方に感謝です。

これからの自分の演奏に思うことは「音読のように弾く。音で語る」という事です。
私は育児を二人分やりましたので、絵本はもう声がかれるほど読み聞かせしました。
読み聞かせの演じ方、テンポなどは演奏につながるという事を発見したので、
音読音読と心で唱えながら練習したいと思います。
11月、コンサートのちょっと前に受けたコンクールでもその事を念頭において弾きましたところ、
先生方に絶賛の講評をいただいてしまい(恐縮すぎ)最高位を受賞しました。
うれしすぎて信じられなくて号泣したほどです。
大事なことなのだと、改めて思います。

(なんか真面目。でも今のきもちの記録です。)

ゲーム演奏(人前)とコスプレ。
2012.04.20


初めて人前で演奏したゲーム音楽は
「ウィザードリィⅡ(FC版)」でした。
それも、なんと高校音楽科のリトミックの授業での伴奏で!
毎週ひとりずつ交代で、何かの曲を伴奏する事になっていました。
なので、もうこれは絶対弾く!と。燃えました。

ファミコン版ウィザードリィⅡは、
ピアニストの羽田健太郎先生の作曲です。
サントラも楽譜も、どれだけ擦り切れている事か。
宝物~☆

他には、高校の伴奏法の授業で、ひとりずつ電子オルガンが与えられていて
先生がボタン操作すると、その生徒の音が教室に鳴り響く・・
というのがあったのですが、
(授業内容より、その緊張感が忘れられない)
最初、全員の音が一斉に鳴っている状態です。
やたらと超絶的な(電子オルガンぽくない)パッセージが聴こえてきます。
もうすぐ個人レッスンで、授業どころではない人が必死に練習しているのが
おもしろい時間です。
(ピアノのレッスンは、それぞれ授業を抜けて決まった時間に行く事になっていました)
そんな中、
私はドラクエⅢの「そして伝説へ・・・」をよく弾いていました。※授業中。
すると、誰かが一緒にメロを弾いてるではないですか。
きょろきょろしたら目があったのがMOちゃん。
休み時間に話すと、彼女もRPG大好きで、特にFFマニアなんだそうです。
次からのこの時間には、いつも一緒にこっそりドラクエ弾いてました。

初コスプレも高校生の時で、ウィザードリィのマーフィーズゴースト。
おそろいの布地で大きなリボンを作って頭につけていました。
(ウィズ漫画に投稿する原稿をその格好で描いてた)


大学のとき。いろんな音楽やりたい!と、
バンドサークルに所属しました。
(そういう意味で中学では吹奏楽部に入っていました)
入学前から、「バンドやる」と決めていました。
国立音大にはバンドサークルが無く、入学式に勧誘に来てくれ
チラシをくれたのが国音に近いH大と自宅から近いW大で、
サークルは休みの日に行くのでW大のに入りました。

ここで、ゲーム音楽をやろうという気は特に無かったのですが、
スタジオに入っている時にパロディウスなどを弾いていて
メンバーで盛り上がっているうちに、ライブでもやることになりました。
(ほぼ、私からの強制)

「グラディウスⅢ 2面3面」「スーパーマリオ」
スコアを書いて配っていました。

グラディウスをやったバンドは、普段はフュージョンを演奏していました。
マリオのバンドではアニソンもやっていて
パーマンやらヤッターマンのコスプレをしていました。
マリオの時は、可愛いマリオの格好しました。
90年代前半、ゲームメーカーのバンドが盛り上がっていた頃
趣味でここまでやっていたのは結構めずらしかったと思います。
コスプレという言葉も世間では通用しない頃で懐かしい。
もちろん衣装は全部手作り。ミシンかけまくってました。

インターネットが広まってきたのとクロスフェードで
そういうのを引退していきましたが、
YouTubeでマリオピアノを見て触発され、
前よく弾いていたドラクエⅢピアノをUp。
「王子様の袖の服」が(コメント欄で)話題になりました。

これはコスプレじゃないのですよw
メールでも問い合わせが来た記憶が。

一昨年の2083ゼミでの演奏、
昨年大阪で2度の舞台でドラクエ演奏、
演奏会ではないですがゲー音部での演奏、
そして今年の予定に続きます。




ピアノ操作。
2012.02.02


音ゲー。ボタン88個、レバー3つ。

ピアノは通常「弾く」「演奏する」「奏でる」という動詞につながるわけですが、
「操作」という言葉がしっくりくる時が、最近あります。

両手の指先だけでなく、全身を使うところ、特に「ペダル」の微妙なふみ具合に
そういう絵が浮かんでくるのです。

弾く、文系。
操作、理系(工学系)。
という勝手なイメージがあり、ひとり楽しんでおります。

ピアノの前は、88鍵のすみずみまで演奏者の聖域なのですが、
ガンダムやエヴァのコックピットの操縦士みたいな感じですね。
まさに全身を使って生み出す作業。

ダンパーペダルの踏み方で音が変わってきますが、
これはピアノの個性があるので、演奏会に向けては標準的な練習を、
自分のピアノで趣味的に楽しんでいます。

ソフト(シフト)ペダルはなかなかおもしろく、
こちらもダンパーでのハーフなどのように、シフトの幅を変えると
ピアノの音がバグったようになったりやわらか~い音になったり。
本番では完全に踏み込んでマイナス1弦しますが、
少し浅くして、ハンマーの溝のこすり具体で、金属の粉のような音が出る事があるのです。
これを何かに使えないかなーなんて考えながら弾いています。
作曲魂がよろこびます。

ソステヌートペダルは、ピアノを再開してからとても興味を持ち、
(レッスンに行っていた頃には一度も使ったことがありませんでした。
今思えば、使える曲たくさんあったのですが。)
ドビュッシーのピアノのためにプレリュードで試すくらいだったのが
コンクールのために数ヶ月まるまるやっていたリストメフィストワルツ第一番の
あまいあまい中間部で支える低音に使おうとしていました。

しかし、数ページ、ソフトペダルを踏み続ける筋力さえ無くしていて
それを持続させるのに精一杯でした↓

ダブルで踏まなきゃいけないので、一時断念、また研究再開したいです。
スクリャービンでいろいろ使えそうなんですが
今年は別の曲をやっていく予定なのでしばらく凍結かもです。
(将来の楽しみありすぎ!笑)
ゾーマの曲でも試したいのですけどね♪

ペダル話が続き、ファツィオリの4本目のペダルも興味あります。
楽するための音量調整でなく、なにか工夫が発見できそうですね。

木と金属の部品で組みあがっているこの構造物から
宇宙みたいな美しさが生まれる事が今でも不思議なのですが、
”物”なんですよね実際。現実。
中身を見ながら弾くと、やっぱり手も足も操作しているという感じです。
その操作技術の鍛錬。

作曲で、シーケンサーを使っている経験がすごく役に立っていて、
どんなタッチも数値化(デジタル化)して考える事ができるのです。
音階一つとっても、強拍弱拍の関係を念頭に置き、上行下行それぞれ
ベロシティをどんな数値で描くか等々。
大きすぎるとサンプリング音ですと強い打鍵の音が鳴る仕組みになっています。
アナログピアノは、無限大の調整ができます。
しかし人間はそこまで細かくないので、デジタル的な考えをしながらやると
指針が見えていいようにも思います。
と、指を動かしながら、こんなあんな考えたり、想像する事が山ほどあってふくらんで、
ピ練ピ操(笑)が楽しいと言うのはそういうところもあるんですね。



平均律ネイティブでうれしい。
2012.01.03


あけましておめでとうございます。
今年も皆様にとって、音楽いっぱいの年になりますように。

昨年の大のお気に入りの本「音楽史を変えた五つの発明(ハワード・グッドール)」を
この冬休みにじっくり読み返しまして、
つくづく平均律を追求してくれた方々の偉大さを感じ、感謝していました。

私がピアノを習うきっかけになったのが、保育園のオルガンでした。
ただの音(サウンド)じゃなくて、明確な決まった周波数の音が
鍵盤を押すと鳴るというのがおもしろくてたまらなくて、
はっきり覚えていないですが多分、ハーモニーのとりこになったのではないかなと思います。
ドミソとか。ただの長三和音だとしても。
今でも「メロディ・ハーモニー・リズム」の三要素ではハーモニー大好きの
音程萌えな人なのです。

ピアノ以外の楽器の素晴らしい音色に魅せられ、憧れながらも
やっぱりピアノに戻ってしまうのは、「和音」なのです。

次々と転調したり、調性がわからなくなってくる、計算しつくされた音程、
近現代のクラシック音楽が大好きです。
(そしてそれを今、作曲家の考えた通り正確に演奏できるのも、
この本の発明のひとつにあげられている「楽譜」の存在が無くてはならないのでした。)

平均律ネイティブとして生まれ育つ事が出来て、
本当にうれしいです。

私は基本的にクラシックという音楽ジャンルが一番好きだと思うのですが、
すぎやまこういち先生のゲーム音楽「ドラゴンクエスト」が好きなのは
こういう部分もあるんですよね。
羽田健太郎先生の「ウィザードリィ」の音楽もそうです。
複雑で一筋縄ではいかない楽曲。
それなのに覚えやすくてすっと耳に入ってきて。
これらの音楽を、ファミコンで聴いた時には本当にびっくりしました。

ピアノという楽器の表現力や音色など至高ですが、
ファミコン音源(三和音可能)も好きという事で、この本で一番な項目がやはり「平均律」なのでした。

もしもピアノがペンタトニックスケールしか出せなかったり
純正律で転調できない楽器だったとしたら、
こんなに夢中にはならなかったかもしれません。

ピアノ大大大好きだから考えたくないですが(^^;



奈波 響 と ピアチェルーカ の由来
2011.12.28


まず、奈波響という名前ですが、
音大を卒業してから私はサウンドクリエイター名”きょーちゃん”でやってきまして
それなりの実績もありましたので、子育てをひと段落してからそのまま復帰してみたのですが、
やっぱり違和感がありました。

しかし今の本名でやるには、あまりにも生活感溢れる日常から離れられないのと、
母親業からの切り替えが必要で、
どちらにしても、独身の頃の本名での経歴はリセットされてしまっているという事で
新たに演奏ネームを考えてみました。

本名とふるさと&今の棲家の地名+名前から。
旧姓の一部も入ってます。
あともういっこの意味もあった!

ピアノって1台オーケストラでもありますので、○○響(交響楽団)という意味もあります。
あと”音”という字が入っているのもいいです。
娘ふたりの名づけでも”音(おと)”が入っているので。


サイトは、事務所の位置づけなんですが
piace=好き で 「ピアチェるか♪」=好きな事しようか ってことです単純に。

ピアノコンチェルトpiano concerto(ピアノ協奏曲)が
この世で一番美しい楽曲形式と私は思っていまして、
そのピアノコンチェルトとピアチェルーカという名称は響きが近いのです。
concertoは合わせるという意味だそうで、ピアノに寄り添って行(生)きたいみたいな意味も
含んでいます。

ネーミングはいつも楽しいです。